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HK International Motomachi

English immersion形式
(教室内はすべて英語だけ での保育・遊び)

「小さな子どもと睡眠」

私たちはどうして寝るのでしょうか? なぜ私たちは眠らなければならないのでしょうか?

ほとんどの人は、自分の体と心を休めるために眠るのだと答えるでしょう。


これはほとんど真実ではありません。睡眠は非活動的な時間ではありません。主に脳を活動させるために、睡眠は、多くの重要な処理、回復、および強化が起こる活動的な時間なのです。私たちが眠る理由は完全にはまだ理解されていませんが、最適な健康と幸福のために睡眠が必要であることはわかっています。


眠っている時には、私たちは記憶を強固にさせてまとめていきます。日中は、直接記録されることはありませんが、脳は多くの情報を取り入れます。まず、これらの事実と経験は処理されて保存される必要があります。一晩中、小さな情報は、短期記憶からより強い長期記憶へ移されます。これは「統合」と呼ばれるプロセスです。人間は眠った後、情報を保持し、記憶タスク(作業)をより良く行うことができることを示している研究があります。


筋肉を回復し、活性化させ、成長させ、組織を修復し、そして私たちを癒すために、私たちの身体すべては(成人さえも)長い時間の睡眠を必要とするのです。 しかし、子供たちー言語、社会的能力、運動神経の技能を習得している子供たちーは、大人よりもっと多くの睡眠を必要としています。


大人は一晩7〜9時間の睡眠が必要です。
1歳児は11〜14時間の睡眠が必要です。
小学生は9時間から11時間の睡眠が必要です。
10代は8時間から10時間までの睡眠が必要です。


成長と学習にとてこの重要な時期は、より若い人々は最適な発達と敏捷性のためには大量の睡眠(まどろみ・休止状態)を必要とします。


ある研究では、あなたが水準以下の睡眠生活では長時間頑張ることはできないし、それを補おうと突然多く寝ることは出来ない、ということがわかっています。それはうまく機能しません。健康に最も良いのは、可能な限り変化のない一貫した睡眠の量です。睡眠というのは、せいぜい1日か2日以内に “構成(実行)”されなければならないし、そうしなければ損傷を止める機会は失われて
しまいます。


ハーバード小児科医、エルシー・タベラス氏による新しい研究では、十分な睡眠を取っていない3歳から7歳の子供は、注意力、感情抑制、および仲間(友だち)との関係に問題がある可能性が高いと言います。

この研究では、就学前および小学校前半の年齢で十分な睡眠を取らない子供は、7歳ごろの時期に脳の活動機能が低下するリスク(危険性)が高いことが判明しました。これは、小さな年代の時期に定期的にどの程度の睡眠を取ったかという睡眠の量に直接左右されます。定期的に眠っていない子供とは、以下の時間を満たしていない子供のことです。


6ヵ月から2才までの12時間以上
3〜4年で11時間以上
5〜7歳で10時間以上

さらに残念なことは、これらの影響が長期的なものであるという事実です。十代の年齢になってもこのような傾向は続くのです。ですから、生まれてから5〜6歳までの睡眠時間は、学校へ行ってから良いパフォーマンス(成績・出来栄え)と世の中と子供の関係とかかわりがあるといった多くの理由から、きわめて重要なのです。

注:これと同じ研究グループによる以前の研究によると、幼いころの睡眠不足と、子供(幼年)期の肥満や一般的な健康状態の悪化などの進行中の健康問題と同じ関係が見られました。

おそらくこれは、十分に睡眠を取っていない子供たちは、友人を作ること、学校で注意を払うこと、食べることなどを含めて、自分の人生のあらゆる面で自己制御(自制心)に問題があることを意味しているのでしょう。